何も理解できていなかった…
35歳で初めての転職をして、それから複数の企業に在籍しながら自分の経験を積み重ね、そして良くも悪くも経歴だけが増えていくなかで、40歳で起業チャレンジして、45歳で他社の代表権も引き継いで2社の社長になっている。そんな自分の世界だけは忙しく流れていく…でも家族と向き合えているのか?
二人の子供が小さな時期は、たぶん子煩悩で守っていたと思うけど、二人とも自我に目覚めて、それぞれの成長を感じた時に「手放した…」それが良いと思ったけど…
50歳の自分がモヤモヤしながら複雑で不透明な世の中に違和感を覚えているのに、子供たちが少し成長したからと手放す…いま思ってみると「早かった」のではないか。
そこに正解も不正解もないと思うけど、いまでも後悔している。もっと寄添えば良かった。でも現実問題として「できなかった…」そのモヤモヤは一生残ると思っていました。
50歳のタイミングで改めて「仕事と家庭のバランス」を考えながら子供たちに寄添い、本当に大切な事を再認識して「生き方」と「あり方」を整えていく…
そこで、「怒り」の感情を捨て、「感謝」の感情を高める努力を始めてみると、最初は上手くできないけど、徐々に不思議と状況が好転し始めている事に気付きます。
あるがままに受け入れて、そして、できる事をする。それが循環して全ての事が好転する。そんな自然の摂理を感覚で受取った50歳の秋…神様とご先祖様に感謝ですね。