【ミライ談話室】第12話
~介護と仕事のはざまで~
心の奥に“言えない違和感”を抱えていませんか?
誰にも話せないまま置き去りにしていませんか?
【本日の談話室】
50代の女性は、声を落として話しはじめました
「母の介護が始まって
正直どうすればいいのかわからないんです
仕事は辞められない、でも母のそばにいたい…」
職場では責任ある立場を任されている
家庭では一人娘としての期待を背負っている
どちらも大切にしたい気持ちが強いからこそ
心も体も削られていく
「私自身が壊れてしまいそうで…」
彼女は気丈に振舞っていても声は震えていた
【傾聴から余白】
「介護と仕事」の間で押しつぶされそうな心
でも、傍で寄り添える幸せを感じることで
「両方に関わりながら自分を大切にする道」
無理をして、責任を感じて頑張らなくていい
それを願っても叶わない人がいるのだから
自分にできる事を、自分のペースで…
そんな彼女の目から「安心の雫」が滴り
気丈な振舞いが、穏やかな笑顔に変わる
【ミライ談話室】
ここは、評価や否定をしない“ただ聴く人”がいる
コーチでもカウンセラーでもない
本人の声をそのまま受け止める…
先の見えない森の中にいるのなら
「ミライ談話室の扉」を開けてみませんか?
答えを急がなくても大丈夫
ただ話すだけで心が少し軽くなるかもしれません
【介護と仕事のはざまで】

